曲がり角の向こう

カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) 公共政策大学院の日々

アメリカは夢を追いかける場所

皆さんこんにちは。相変わらずのコロナな日々ですが、さっき昼ご飯を食べながら見た昨晩のアナザースカイがとても良くって、私の知っている良きアメリカを思い出させてくれたので今ブログを書いています。

ギタリストのMIYAVIさんが「LAは夢を追いかける場所、挑戦しても良いんだと思える場所」と答えていて、私もとても共感します。アメリカは実力社会ではある一方で、頑張る人には優しい国だと思います。「優しい」というのは、評価が甘くなるという意味ではなくて、助けてくれる人が自然に現れたり、こういう人が知り合いにいるから紹介するよ!という文化がある。人を助けるのは日本でも同じだと思いますが、よりスピーディーに、そして関係が浅くとも起こったりした気がします。

振り返ってみると、私がアメリカへの留学の憧れを初めて抱いたのは、当時立教大学の3年生で全員必須のキャリアセミナーという名目で卒業生の仕事の話を聞いた時だったと思います。司法書士、テレビ局勤務、大手メーカー勤務など幅広い卒業生が集まっていたのですが、私は当時その方たちが話した仕事の内容は全く覚えていません(笑)。でも、コカ・コーラで働かれている方のMBA留学の所は結構鮮明に覚えていて、アメリカの何が良かったかって、ファミリー・レストランで働いている女の子も絶対に女優になると言って夢に向かっていて、その姿勢にすごく影響を受けたということを話されていて、それってなんだか素敵!と思ったりしたものです。そんな場所にいつか行ってみたいとも思いました。

そしてその感覚は間違っていなかったと、それから約10年ほど経った今思います。単純に西海岸に住んでみたいからという理由でサンディエゴを選び、思ったほどビーチライフは全然堪能出来なかったけれど、でも本当に皆必死に勉強して、ささやかなホームパーティを開いて、笑って、励ましあって、必死に夢を追いかけた2年間でした。今は残念ながら、コロナの感染で違う場所になってしまった気がしますが、それでもアメリカは、私にとっても夢を追いかける場所だったと思います。

だから、もしこのブログを読んでいて、アメリカの大学院留学を目指している方がいれば、是非その夢を諦めてほしくないなと思います。アメリカは、思いを持って努力している人には、本当に寛大な国ですから。

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サンディエゴの海辺をドライブするとこんな景色