曲がり角の向こう

カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) 公共政策大学院の日々

2017-01-01から1年間の記事一覧

アメリカで虫歯になったなら

10月の末の中間テストあたり、右の上の歯に違和感があるなぁと思っていて、 今日やっと近くの歯医者に行ったら数本の虫歯が見つかって、2本を治療するのに、なんと1300ドル(13万円)もかかってしまった。 目が点になってしまったけど、もしこのまま放置して…

日々是好日

こんにちは。 秋学期がスタートしてから、日々授業に課題にテストに、膨大なリーディングに、グループワークにと一瞬で時間が過ぎていく毎日。そんな中で、社会人経験が大学院生活にどう役立つかについて少し語りたい。 その前にアメリカの公共政策大学院の…

UCSDコミュニティについて

こちらに来て早2カ月が経とうとしている今、勉強の大変さにあっぷあっぷしつつも、何とかやっていけそうな気がしているのは、UCSDの温かなコミュニティのお陰だと思う。サマースクールが終わり、オリエンテーションでGPA3.0以下の場合は退学になりますと言わ…

走りながら考える

2011年の夏も終わる頃、某家電メーカーで働いていた私は、入社2年目にも拘わらず、新興国向けの商品開発メンバーとして、ある経営会議に参加していた。報告の出来はもう一つだったけれど、会議も終わりの頃、アメリカ出張帰りのシニアマネージャーが発言した…

No Panic ! Keep Smiling !

タイトルは同じ大学院の2年生からもらった言葉。慌てなくてよいよ、そして笑顔を大事にね、と。なぜそんな言葉をもらうかというと、今私が受けているPrep Courseがなかなか大変なのである。明日は早速統計学(Quantitive Method)の中間試験だし、経済学のテ…

車を持たない人たち

昨日公共バスとシャトルを乗り継いでサンディエゴのダウンタウンへと繰り出した。車を持たない私のような学生にとって、公共交通機関がしっかりしているのは本当にありがたい。だけど時間はやたらとかかる。昨日はUberを使えば20分のところを、公共交通機関…

サルガドの写真

今日サンディエゴのBalboa Parkにある写真美術館で、久しぶりにサルガドの写真を見て色々と思うことがあったので、少し書きたいと思います。 セバスチャン・サルガド。ブラジル出身の写真家で、アフリカの難民や先住民の生きる姿を撮り、名だたる賞に輝いて…

「なぜ学ぶのか」という壁

サンディエゴに着いて早3週間強、ようやく生活には慣れてきたものの、授業にはまだまだ慣れません。私が通う公共政策大学院(School of Global Policy and Strategy)では、大学院の授業が始まる前の夏休み期間にPrep Programと呼ばれる授業を取る必要があり…

はじまり・はじまり

こんにちは。 今から書き始める文章は、私がアメリカの大学院生活で感じたこと、気づいたこと、伝えたいことです。 今は質の高いアメリカの大学の授業をオンラインで(しかも無料で)見ることが出来るし、わざわざ高い学費と滞在費をかけてまで留学する価値…