曲がり角の向こう

カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) 公共政策大学院の日々

ネットワーキングとは何か?

アメリカのキャリアセミナーに参加するとほぼ必ず聞く、ネットワーキングという言葉。もしアメリカで仕事を見つけたいと思うなら、ネットワーキングは非常に重要です。では、ネットワーキングとは何か?一言で言うなれば、人脈を構築すること、平たく言えばコネづくりですね。

アメリカでの就職は日本のように、仕事の募集が公開されて、それに応募して、数度の面接を経て内定といったパターンもありますが、採用側が公募ではなく、募集ポジションに合いそうな人材(大学院の後輩など)に募集を送り、その中から採用を決めてしまうパターンもあります。

なので、普段から自分の興味のある分野で働いている卒業生や、知り合いといかに良い関係を構築しておくかが鍵になります。では、どうやって卒業生と知り合いになれるか?例えば、卒業生が集まるイベントに参加したり、企業訪問の参加者をまとめるリーダーをしたり、キャリアサービスから卒業生を紹介してもらったりなどが挙げられます。

私も今度働くCSRの組織では、卒業生が働いているのをキャリアサービス経由で知り、個人的に紹介してもらってスカイプをしたり、CSRの専門家が大学でセミナーを開いていたので参加して名刺を交換したりしました。そこまで強い関係は構築出来ませんでしたが、面接中にどうやってこの組織を知りましたか?と必ず聞かれるので、その時に具体的な人の名前を出せたことは良かったのかなと思います。

私の大学院は、キャリアコンサルタントが必ず学生一人に対して付いてくれるので、ネットワーキングの仕方や卒業生の紹介、面接の準備の仕方や模擬面接など、本当にありとあらゆることを教えてもらいました。私がキャリアシフトを出来たのも、良いキャリアコンサルタントに出会えたからと言っても過言ではないでしょう。

アメリカでの就職を目指す方は、ネットワーキングを常に念頭に置いて過ごされることをお勧めします。

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先週末いった家から車で15分ほどの所にあるTorrey Pines