曲がり角の向こう

カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) 公共政策大学院の日々

No Panic ! Keep Smiling !

タイトルは同じ大学院の2年生からもらった言葉。慌てなくてよいよ、そして笑顔を大事にね、と。なぜそんな言葉をもらうかというと、今私が受けているPrep Courseがなかなか大変なのである。明日は早速統計学(Quantitive Method)の中間試験だし、経済学のテストもある。(学期開始前の授業なので)GPAには影響しないので、気楽に~なんて言われるけど、ここでちゃんと理解していなかったら、学期が始まったら苦労するのは目に見えているので、結局毎晩12時くらいまで課題と格闘している(泣)

毎日90分の2コマに加えて、火曜日と木曜日の午前中はキャリアセミナーと言って、レジュメの書き方からネットワーキングの仕方、インターンの情報収集などをレクチャーしてもらう。Prepが始まって2日目にして、来年の夏のインターン探しを今から始めなさいと言われ、ひょえーと思ったり。

でも、アメリカに来て、本当に授業に付いていくのに大変なんだけど、それでも皆が何かしら目標を持って努力している、そしてそれを応援する空気が私は好きだな。同じクラスメイトで、すでにPh.D(博士号)を取得するために学問を続ける予定だと言っている子が2人いる。その内の一人のベトナムの女の子は、政府からの派遣で来ていて、ベトナムのWaste Management(ゴミの処理)を改善したいんだそう。素晴らしい。そんな空気の中にいて、私も今後のキャリアのことを考えるわけなんだけど、大学院卒業後もアメリカで働くことを最近考えるようになった。

多分、日本の組織文化よりも、私はアメリカの方が合っている気がする。ただ問題なのは、圧倒的に英語力とスキルが足りていないこと。今日の午前中のキャリアセッションで、現在Quarcomで働いている卒業生と知り合いになった。彼女は中国人留学生だったにもかかわらず、アメリカでの就職を実現している。在学中は、Ph.Dの学生に混ざって現地の企業のコンサルも手掛ける活動をしていたとのことで、かなり活動的に過ごしたようだった。セッションが終わった後で、個人的に話をしにいったら、最後に「諦めないこと!そしたら必ず道は開けるから」と言ってもらえた。アメリカに来て約1カ月、凹むことが圧倒的に多い日常の中で、勇気をもらった瞬間だった。