曲がり角の向こう

カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) 公共政策大学院の日々

世界銀行奨学金(JJ/WBGSP)に受かったこと

こんにちは。私は今マニラにいて、アメリカのThe Asia Foundationという所でインターンをしています。

随分とブログ更新が遅くなってしまいましたが、今年の4月に提出した日本政府と世界銀行の奨学金プログラムの合格通知が来ていることに昨日気付きました。

実は6月28日にメールが来ていたのだけど、何とスパムメールのボックスに入っていることが昨日分かり、受かったのは嬉しい一方で、受領通知からBusiness day3日以内にオファーを受けるか否かの連絡をすることと書いてあったので焦って返信したところです。特に大きな問題がなく事が進むと良いのですが。

私の場合、大学院2年の内1年が経過した後で、このプログラムに申し込みをして、私の大学院は世界銀行のpreferred programのリストに入っていないにも関わらずオファーを受けることが出来ました。

なので、開発分野のキャリアを目指している方で、残りまだ1年あってファイナンスに困っている方がいらっしゃったら、応募してみることをお勧めします。応募にあたっては、エッセイと推薦書3通および過去5年間(だったと思います)の在職証明書の提出など、書類作業は多いものの、奨学金に受かれば授業料および月々1500ドルのお小遣いも支給されるので非常に充実した奨学金だと思います。

実は私はこの奨学金に去年も応募したのですが、推薦書が3通必要なところが2通の提出しか出来ておらず、しまったと思った時にはすでに締め切りが過ぎ、非常に残念な思いをしました。ですので、来年以降に応募される方は、よくよく応募要項を読まれることをお勧めします。

それから最後に、偉そうに言えることは何もないのですが、私が今回受かった理由として思い当たるのは、出来るだけ具体的に大学院のプログラム内容をどう今後開発分野で活かせるのか、が書けたからだと思います。奨学金のエッセイも、1.今までの経験で最も達成したこと 2.なぜ大学院への進学が今必要なのか 3.大学院で得た知識をどう今後途上国の発展に役立てたいのか? この3つを上手くつなぎ合わせれるかがポイントではないかと思います。1で自分のプロフェッショナルの実績を語りつつ、2.でもっとこうしたら上手くいっていた、自分に足りないスキルを発見したなど、だから大学院で知識を積みたい、そしてこの大学院のプログラムがベストマッチである、3.(具体的な)身に着けられる知識を使って、こういう分野でこういう風に自分は貢献できると書ければ良いのではと思います。

あまりネット上に奨学金に関する情報が少ないので、この際書ける範囲で共有させていただこうと思います。

写真は先週末いったマニラにある唯一の世界遺産、サン・アグスチン教会。静かで美しい教会でした。

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